行政に関する知識集

【予算初心者にオススメ】自治体ホームページの財政用語集を活用しよう!

財政課や各部局の予算取りまとめ部署の方、そのほかにも各課の予算担当者といった方々が最初に苦労するのが財政用語です。

覚えてしまえば何てことはないのですが、初めのうちは意味不明な用語のオンパレードで悪戦苦闘の日々だと思います。

  • 債務負担行為??債務を負担する行為ってちょっと何言ってるかよくわかんないんだけど…
  • 翌債ってイミフ過ぎるっ!!

そんな方のためにオススメしたいのが、“自治体がHPで公開している財政用語集”です。

残念ながら「これさえあればどんな財政用語も大丈夫!」ってわけではありませんが、予算初心者が入門編として知っておいたほうが良い財政用語がまとめられていて結構役に立ちます。

以下、詳しくご紹介したいと思います。

予算担当初心者は自治体ホームページの財政用語集を活用しよう

各自治体はホームページ上で財政状況を公開しています。

一例を挙げると、予算や決算であるとかどれくらい借金しているのかということや公会計制度に基づく財務情報といったものですね。

このような情報をホームページで公開しているわけですから、そこで使用している用語の意味も併せて説明している自治体がそれなりに多いようです。

AKASHI
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自治体がホームページで公開している情報は住民向けのものですから分かりづらい用語の解説をするのは当然だと思います

自治体がホームページで公開している財政用語集は、広く一般に公開しているものですから内容は初歩的なものばかりです。

なので、予算の仕事にまだ慣れていないような職員でも入門編としてちょうどよいレベルです。

また、予算の仕事に就いていない方でも自治体ホームページの財政用語集に載っているレベルの用語は知っておいて損はないです。

事務系(行政)の仕事をしている以上、予算関係の部署に異動することもあるでしょうし、事業課でも予算担当になる可能性もあります。そのほか直接予算に関わる仕事以外でも、担当事業の予算査定で財政課のヒアリングを受ける際、財政用語を知っていると折衝がスムーズにいくことがあります。

AKASHI
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今必要なくてもいざという時の助けになります

僕のほうでピックアップした財政用語集を紹介しますので、興味のある方はご覧ください。

筆者オススメの財政用語集<3選>

財政用語集を公開している自治体は沢山ありますが、財政課経験者である僕がその中でもオススメの用語集を3つピックアップしましたのでご紹介します。

天童市(財政課)の財政用語ミニ辞典

PDF版で16ページ、105語もの掲載。充実の内容です。

ミニ辞典と名付けるだけありますね。

解説中に関連語も掲載されており、各々にしっかりとリンクが張られていて使いやすいです。

余談ですが、「暫定予算」という単語の関連語に「通常予算」だけが挙がっていて、個人的には「骨格予算」と「肉付け予算」も挙げて欲しかったな(笑)

石巻市(財政課)の財政用語集

こちらもPDFで17ページという大ボリュームです。

財政指標についても掲載されています

解説中で石巻市での具体例が記載されている用語が多いのでわかりやすいと思います。

宝塚市(財政課)の財政用語解説

上の二つはPDFでしたが、こちらはhtml形式です。加えて、五十音順になっているのでスマホでサクッと見たいときには便利です。

また、最終更新が2019年6月18日(2020.3.21現在)と比較的最近にメンテされているようですのでその点も高評価ですね。



まとめ

自治体がホームページで公開している財政用語集もそれなりに使えることが理解いただけたでしょうか。

オススメ財政用語集
  1. 天童市ホームページ–財政用語ミニ辞典(外部サイト)
    https://www.city.tendo.yamagata.jp/municipal/shisaku/2010-0309-1108.pdf
  2. 石巻市ホームページ–財政用語集(外部サイト)
    https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10103000/6303/6303.html
  3. 宝塚市ホームページ–財政用語の解説(外部サイト)
    http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/s/shisei/gyozaisei/1000137/1004746.html

お金がかかるわけではないですから、利用しない手はないですね。

完璧に理解する必要はありませんが、いざというときのために何となく覚えておく程度の準備をしておくことをオススメします。

(参考)手元に持っておきたい『地方財政小辞典』

予算の入門編として利用するには自治体がホームページで公開している財政用語集だけで十分です。

しかし、ある程度予算について専門的な仕事をするようになるとそれだけでは心許ないでしょう

そんな方には『地方財政小辞典』をオススメします。

◆B6判とコンパクトなのに、実務で必要となる用語はすべて網羅しています!

  • 地方税財政の基礎的な用語を中心に、地方財政の実務に不可欠な用語を解説。座右の書として、常に机上に置いておきたい1冊です。
  • 昭和52年の刊行時から、関係法令・通知・実例との整合性を図っており、最も信頼できる用語辞典としてご好評をいただいています。

B6判のコンパクトサイズで1,170もの用語が掲載されています。
デスクの上に置いておいても邪魔になりませんので、知らない用語が出てきたときにさっと調べることができて便利です。もちろん説明も分かりやすいですよ。

財政課みたいに予算に関する部署であればおそらく所属の本棚に1冊は置いてあると思いますが、自分専用に1冊手元に置いておくことを強くオススメします!

AKASHI
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僕も財政課時代に自分用に購入しました!

(関連記事)筆者の財政課での経験に関する記事一覧

本記事をお読みの方には財政課の方もいらっしゃると思います。とても大変ですよね。お疲れ様です。

僕自身も財政課(県庁)での経験があるので大変さはわかっているつもりです。

筆者の財政課での経験をいくつか記事にしていますので、もし興味のある方がいらっしゃいましたら是非ご覧ください。

ABOUT ME
AKASHI
頑張る公務員の味方! 関東在住の30代。某県庁で10年ほど勤務した元公務員です。 財政課、市町村課、生活保護ケースワーカー、個人情報保護担当部署を経験。 詳細プロフィールはコチラ