公務員にとって役所内の人脈はとても重要です。
人脈が広いと役に立つ情報が沢山入ってきますし、仕事がスムーズに進むことも多々あります。
そこで今回は“役所内の人脈を広げるためのコツ”をご紹介します。
僕自身、県庁時代は同年代の中でもかなり人脈があるほうでしたので、そのときの経験を踏まえてお話ししたいと思います。
なお、庁内の人脈の重要性についてはこちらの記事で詳しく書いていますので、気になる方はご覧ください。
コツ1.人脈の広い同期の誘いは断らない
一番簡単にできる人脈を広げるコツはこれです。
人脈の広い同期とそれなりに仲が良いと、飲み会などのイベントに誘ってもらう機会が結構あります。
その同期が、仲の良い同期(自分も同期なんだけど知り合いじゃないようなケース)や先輩、上司といった方と飲みに行ったりするときなどですね。そんなとき積極的に集まりに参加すれば、それをきっかけに沢山の人と知り合うことができます。
特に同期や同世代の職員との人脈が広がるでしょう。
なので、人脈の広い同期からの誘いは基本は断らずに積極的に参加するようにしましょう。
コツ2.上司や先輩が参加する飲み会やイベントに積極的に参加する
上司や先輩と職場意外でも話をしないといけないなんて絶対嫌!!
上司や先輩が参加する飲み会やイベントに参加することは人脈を広げるチャンスです。
上司が昔の部下と飲みに行くとか、先輩が同期や後輩と登山に行くといったようなときに自分が誘われたときは、人脈を広げる絶好の機会なので積極的に参加しましょう。
普通に業務だけをしていたら自分よりも役職が上の職員とはなかなか交流する機会がないですが、こういう場ではざっくばらんに話せることが多いので、自分より役職が上の人脈を広げることも可能です。
そもそも仕事に有意義な話を聞けることが多いので、人脈を広げるという目的以外にもメリットは大きいです。
最近では「業務以外でも上司や先輩と話すなんて嫌だ!」って方も結構います。僕も気持ちはわからなくもないです。
しかし、むしろそういう場で仲良くしておくほうが仕事もやりやすくなると思います。意識を少し変えてみてはいかがでしょうか。
コツ3.仕事で関わった人と仕事以外の話題で仲良くなる
他部署の職員と継続的に仕事をする機会があった際にその相手と仲良くなる、というのも人脈を広げる良い方法です。
「この人とは仕事がしやすいな」と感じることがあったときは、大体相手も同じように考えていることが多いです。お互いにそういう印象を持っていれば、仕事以外の話も盛り上がるものです。共通の知り合いの話題や地元、出身校などをきっかけに業務以外の話をしてみるとよいでしょう。
僕自身、一緒に仕事をした人とは、よく飲みに行ってました。共通の知り合いを見つけて、その人を交えて飲みに行きましょう!といったノリで飲みに行くことが多かったですね。
また、僕は登山をするのですが、登山の話で盛り上がった人とは一緒に登山に行ったりもしました。
このように、仕事上のやり取りだけで終わらせず、業務以外の話をきっかけにして、交流を深めるのがオススメです。
(最後に)人脈ができない人がやりがちなNG行動
最後に、人脈を広げるにあたってやってはいけない“NG行動”についても紹介しておきたいと思います。
- 泥酔や悪酔い
- それほど親しくないうちから馴れ馴れしくし過ぎる
- 先輩や年上を敬わない(タメ語、イジりなど)
- 異性への下ネタ・セクハラ発言(特に男性)
単刀直入に言いますが、こんな行動をしていると人脈なんて到底広がりませんので絶対やらないようにしましょう!
考えてみてください。このような行動をする人を自分の知り合いに紹介したいと思うでしょうか?
思わないですよね。
そんな人だと思われると飲み会やイベント事になかなか誘ってもらえなくなります。そうなると人脈なんて広がりません。
それに、そうなった状況で無理に人脈を広げようとすると、空気を読めない人認定までされてしまって余計に誘ってもらえなくなります。
まあ、ここで言っていることは人脈を広げるうんぬんではなくて、人として当然のことなんですけどね。意外と自覚のない人がいますので、念のためきちんと説明しています。
特にお酒を飲んだときは注意してください!
あなたの酒グセ大丈夫ですか??
一度周りに聞いてみましょう。言われないだけで、周囲からはあなたの酒グセが嫌われているかもしれませんよ。
普段しっかりしている人で酒を飲んで酔っ払うと人格が豹変する人も結構います。飲み過ぎにはマジで注意が必要です。
一度やらかしてしまうと信頼を取り戻すのは非常に難しいです。
なので、日頃からその辺を意識してコミュニケーションをとるようにしましょう。